若くても痛風になる。

2020/12/22 ブログ
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30代の患者さんから痛風になったと言われました。

 

風が吹いても痛むと言われる位痛みの強い病気なのでとても耐えがたいと思います。

痛風とはこんな病気です。

概要

体内で尿酸が過剰になると、関節にたまって結晶化し、炎症を引き起こして腫れや痛みを生じる病気です。尿酸はプリン体が体内で分解されてできる物質で、血液中の尿酸の濃度が高くなり、7.0mg/dlを超えると高尿酸血症の状態となります。この状態が長く続くと関節の中で尿酸が結晶化し、これを白血球が処理する際に炎症を引き起こします。医療の進歩により、薬も開発されており、正しい治療を行えばこれまで通りの健康な生活を送ることができる。しかし放置してしまうと、関節の激痛を繰り返し引き起こしたり、体の至る所に結節ができたり、腎臓に影響を及ぼしたりしてしまう病気です。

原因

痛風にかかるのは20歳以上の男性が多いですが、原因はプリン体の過剰摂取、過剰生成や排泄不全。不要なプリン体は通常、分解されて尿酸となり、尿とともに排泄されますが、プリン体が過剰に作られたり尿酸が十分に排泄できなかったりすると、体内の尿酸の量は増えていき、それが結晶化して関節にたまると痛風を引き起こします。プリン体が多く含まれる肉などの食品やビールなどアルコール飲料の摂り過ぎが、よく知られた発症要因の1つです。暴飲暴食・肥満・激しい運動(無酸素運動)が主な原因ですが、さらに降圧利尿剤が原因となることもあります。血清尿酸値の高い人は、痛風にかかる可能性が高いだけでなく、肥満、高脂血症、高血圧症、糖尿病などの合併が多く、動脈硬化により心血管障害や脳血管障害を誘発することもあります。近親者に痛風の人がいる場合は遺伝的になり易いようなので特に注意が必要です。

症状

足の親指の付け根に激しい痛みが起こるのが特徴で、その痛みは、風が吹いても痛いというほど、耐え難いものです。足の甲や足関節や膝関節、手関節、肩関節など関節であれば何処にでも痛みが出る可能性があります。ただし、痛みは発作的に生じるた為しばらくすると治まり、この痛みの発作(痛風発作)と鎮静を繰り返すうちに症状が悪化して、関節の腫れがひどくなったり、痛風腎(腎臓に尿酸の結晶がたまって腎機能が低下し、排泄が正常に行えなくなる病気)や腎臓結石・尿管結石(腎臓や尿管に結石がたまり、腰や背中のあたりに激しい痛みを生じる病気)などを併発したりすることもあります。

検査・診断

足の親指の付け根の痛みなど、痛風に特徴的な症状が見られるか確かめる。また、痛風の前段階である高尿酸血症(血液中の尿酸値が異常高値を示す病気)があるかどうかも重要な判断基準。ただし、痛風発作が出ているときは血液中の尿酸値は低くなる傾向にあるため、患部から関節の潤滑液としての役割を果たす関節液を採取して液中の結晶(尿酸塩結晶)の有無を調べる検査を行うこともある。この関節液の検査は、偽痛風(ぎつうふう。痛風と同様の症状が見られるが、原因は尿酸の結晶ではなくピロリン酸カルシウムの結晶)や外反母趾など似た症状を示す病気と鑑別するためにも重要。

治療

痛風発作が起き、痛みや炎症が強いときは、まず非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAID)で痛みと炎症を抑える。NSAIDが使用できない患者にはステロイドなどを使用する場合がある。そうして発作が治まったら、尿酸値を下げる治療を開始する(発作がない場合には、この治療からスタートする)。治療法としては薬物療法と生活習慣の改善がメイン。生活習慣の改善としては、食べ過ぎに注意しプリン体を多く含む食品(肉や魚の内臓や干物、エビなどの甲殻類)を控えたり、アルコールの摂取を控えたり、水分をよく取る。無酸素運動などの過度な運動はかえって尿酸値の上昇を招くため、負荷の低い運動(歩行など)にとどめる。薬物療法は尿酸の生成を抑える薬と、尿酸の排泄を促す薬の2種類があり、症状に合わせて選択される。発作をくり返していくうちに、発作の予兆を感じるようになることがあり、その際にはコルヒチンという薬で発作が起きるのを予防することもある。

予防/治療後の注意

痛風の予防は、治療法でも述べたように生活習慣の改善が基本である。バランスの取れた食生活や適度な運動を心がけることで予防できる。また、痛風の原因ともいえる血清尿酸値が高い人は、通常の人と比べると、心血管障害や脳血管障害の可能性が高いといわれているため、日々の生活習慣には気をつける必要があります。

 

日常的に気を付ける事で痛みの出ない生活を送りましょう。

 

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