目の日焼けと対処法

2021/08/30 ブログ
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強い日差しの日は、紫外線による日焼けが気になりますよね。

実は、目も日焼けをすることを知っていましたか?目から入る紫外線によって目にさまざまな影響を及ぼす場合があります。今回は、目の日焼けの仕組みや対処方法、日焼け対策を書いていきます。

目次

 

目は本当に日焼けする?

日焼けと言えば、肌の日焼けを思い浮かべる人が多いでしょう。そもそも本当に目も日焼けをするのでしょうか?

まずは目の日焼けの仕組みと症状、リスクを紹介します。

 

目の日焼けの仕組み

厳密に言うと、「日焼け」とは皮膚に紫外線があたって炎症を起こすこと、またメラニン色素の沈着により皮膚の色が黒くなることを言います。そのため、目に対して「日焼け」の表現を使うことは適切とは言えませんが、紫外線が目にもダメージを与えることは明白で、それを「日焼け」と表現するのが一般的になっています。
皮膚や目に紫外線があたると、高い酸化力を持つ「活性酸素」の量が増え、これが日焼けの原因となるとされています。活性酸素とは、呼吸で体内に取り込んだ酸素の一部がさまざまな刺激を受けて活性化したもので、細胞伝達物質や免疫の機能に欠かせませんが、多すぎると弊害になる物質です。目の日焼けもその一つ。過剰に分泌された活性酸素が角膜にダメージを与えてしまい、目の日焼け症状が引き起こされるのです。
また、目から入る紫外線は肌の日焼けの要因にもなります。これは、紫外線を察知した脳が防御反応で体内にメラニン色素を生成するためです。(実際に肌を焼かなくても、目が紫外線を感知するだけで肌が黒くなるという実験結果があります。)

目の日焼けによる主な症状

目が紫外線をあびて角膜のダメージにつながると、痛みや充血などの症状が出る場合があります。これらの症状は、通称「雪目」と呼ばれる雪眼炎の症状です。紫外線を浴びてすぐにではなく数時間後に症状が起きる事が多いです。
雪眼炎がスキーなど自然光に長時間さらされた後に起きるのに対し、電気溶接や人工太陽灯の紫外線によって起きる炎症を電気性眼炎といいます。紫外線の発生源は違いますが、どちらも炎症を起こすという意味では同じです。
ほかにも目がしょぼしょぼして見えづらい、目が痛い、涙が止まらない、かゆいなどの症状があります。

目の日焼けを放置すると起こる病気

目の日焼けによって引き起こされやすい病気が、白目が真っ赤に充血する結膜炎です。先ほど触れた雪目などと同様、急性期に起きやすい症状といえます。目に違和感があると、こすったりしてしまう為に非常に多い病気です。
また、紫外線によるダメージが長く続き、影響が水晶体に及ぶと「白内障」の障害を引き起こす可能性があります。白内障は目のレンズの役割を果たしている水晶体が白濁し視力が低下する病気で、濁ったレンズはキレイにすることができないため最終的には手術が必要になります。
そのほか、ダメージの蓄積により翼状片や黄斑変性などさまざまな病気になる可能性があり、最悪の場合失明の原因になったりもします。これらの症状は紫外線のダメージが長期間続いた影響と言われています。

 

目の日焼けに対するアフターケア

では、充血や目の痛みなどの症状が出た場合はどんな対応をすれば良いでしょうか?

目の日焼けへのアフターケア方法を紹介します。

目を休ませる

当たり前のことを書きますが、目が炎症を起こしたら、まずは目をゆっくり休ませましょう。しばらく目を閉じて時間をおくと、症状が落ち着きやすいです。コンタクトレンズは目にとって異物になるため、着用している場合は外して眼鏡にするのがおすすめ。
冷やすのも効果的です。タオルやハンカチを水で濡らし、絞ったものを目の上にのせて冷やします。ひんやりとした気持ちよさを感じながら、痛みや充血が引いていくのを待ちましょう。

目薬をさす

目を休ませ冷やしても炎症が治まらない場合は、目の炎症を抑える目薬を使用してみましょう。硫酸亜鉛水和物成分が入った紫外線用目薬を使うのがおすすめです。硫酸亜鉛水和物によって、タンパク質が変性し細胞や血管を収縮させる収れん作用が起き、傷ついた組織の回復を助けます。こちらは一般的なドラッグストアでも購入が可能です。
用法用量を守って正しく使い、それでも症状が悪化するなどの違和感があればすぐに病院に行きましょう。

病院へ行く

目を休ませ、目薬を使用して日焼けのアフターケアに努めたものの、数日たっても症状が改善されない場合はすぐに眼科を受診しましょう。医師による治療や処方される薬の投薬で改善を図ります。放置すると大きな病気に繋がりかねないので、軽視は厳禁です。

 

目の日焼けを予防しよう

目は肌や髪と違って日焼け止めを塗ることはできません。目の日焼けに効果的な対策を紹介します。

ドライアイを改善する

目の日焼け予防には涙が重要です。最初に紫外線が届き、大部分の紫外線を吸収するのが角膜ですが、本来であれば涙が角膜の全体を覆っていて、紫外線をブロックし角膜を守る役割を果たしています。しかし、スマートフォンやパソコンを長時間使用している現代人の目は乾燥しやすく、角膜がダメージを負いやすい状態になっています。いつも目の潤いをキープし、まずは涙で日焼け予防をしましょう。

UVカットサングラスをかける

手軽にできる目の日焼け対策として最も効果的なのが、UVカットのサングラスです。UVカットメガネやコンタクトレンズでも、紫外線の吸収を抑える効果が期待できます。
サングラスで紫外線を防止するには、よりレンズが濃いほうが効果が高そうだと思いがちですが、実は逆。濃い色を選ぶと、よく見えないため瞳孔が開き、紫外線を取り入れる面積が広がってしまいます。サングラスはできる限り薄い色を選ぶのがポイントです。(良いサングラスは色が濃くても関係ありませんが…)
 

紫外線対策目薬でまめにケア

紫外線用目薬は、日焼けによる症状が出てからの使用でなく、予防としても効果的です。強い紫外線にさらされていると、炎症が起きていなくても紫外線による影響が出ている可能性がある為、小さなダメージを蓄積させないために、目薬を点眼して角膜を保護しましょう。
目の日焼け予防には涙の分泌が重要ですが、目の潤いをキープするのにも効果的です。紫外線は太陽の光が眩しい夏だけでなく、年中体に刺激を与えるもの。特に朝夕の紫外線に注意して、日頃から予防ケアを行いましょう。

紫外線対策になる栄養素を摂る

日々の食事においても紫外線対策を意識し、効果的な栄養素を含む食材を摂ることで体の内側から日焼け対策ができます。
目の健康を維持するために欠かせない栄養素と言えば、「ルテイン」です。ルテインは活性酸素の働きを抑え、紫外線やブルーライトの吸収を抑えて目を守ってくれます。ほうれん草やカボチャ、ブルーベリーなどに多く含まれているため、意識的に食事に取り入れましょう。目の健康を保護するサプリメントにもルテインが多く使用されており、これらのサプリメントを利用する事がおすすめ。
目から入った紫外線はビタミンを壊してしまうので、ビタミンを積極的に摂取することも大切です。

目の日焼け対策をして紫外線から目を守ろう

肌の日焼けもヒリヒリと痛いですが、目の日焼けは油断できません。特に深刻な目の日焼けは日常生活に支障をきたす可能性があるので要注意です。
暑い夏の日、日照りの強い日=紫外線が強い日だけではなく、1年を通して対策することが大切になってきます。紫外線をカットするサングラスや眼鏡をかけ、さらに角膜のケアもしっかりと行いながら、目の日焼け対策の実践・継続をしましょう。

 

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