痛風の原因と注意事項

2021/12/11 ブログ
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年末になってお酒を飲む機会が増えるこの時期、気を付けたいのは暴飲暴食による様々なトラブルです。

今回はその1つである痛風について書いていきます。

 

中高年男性を悩ませることが多い「痛風」。

全国には予備軍を含めると1000万人も痛風患者がいるといわれています。「ぜいたく病」なんていわれたりもしますが、生活習慣が大きく関わる病気の1つです。 痛風予備軍にならないためには、どんな食べ物に気を付ければいいのでしょうか。そもそも痛風とは何か、そして意外と知らない痛風の大きな原因など、今回は痛風について詳しくお話しします。

 

 

目次

そもそも「痛風」とは?

痛風の原因、尿酸はなぜ増える?

まとめ

 

 

そもそも「痛風」とは?

 

 痛風は体内の尿酸が増え過ぎて起こる疾患です。体の中に増えた尿酸は通常尿として排泄され、一定量に保たれているのですが、体質、年齢、性別、生活習慣、ストレスなど様々な要因で増え過ぎた尿酸が結晶化してしまうと、関節や腎臓で炎症を起こします。この痛みが「痛風発作」といわれる症状です。

男性の方が体内の尿酸量が多く、女性ホルモンには尿酸を排泄する働きがあるため患者数は男性が多くなっていますが、近年では食の欧米化や生活習慣の乱れにより、女性の痛風患者も増えてきています。

遺伝性もあり、血縁者に痛風の人がいる方は注意が必要です。

 痛風が恐ろしいのは高い確率で尿路結石や腎障害、高血圧、肥満、高脂血症などにつながってしまうこと。

最悪の場合は、腎不全や心筋梗塞、脳血管障害など生命に関わる重篤な症状を引き起こすこともありますので知識として知っておきましょう。

 

 

痛風の原因、尿酸はなぜ増える?

 

 健康な人であれば尿酸の産生と排泄のバランスが取れていますが、これから示す6つの要因が引き金となって、産生と排泄のバランスが崩れると尿酸が増えてしまいます。

(1)体内で産生されるプリン体の増加

 プリン体は細胞内にある核酸という物質の主成分です。細胞の老化とともに老廃物として蓄積されます。また、プリン体は運動したり臓器を動かしたりするためのエネルギー物質なので、短距離走や激しい筋肉トレーニングなど短時間に大きな力を必要とする運動では大量のエネルギーが使われるため、プリン体がエネルギーの燃えかすとして増えてしまいます。

(2)肥満

 肥満は体内でのプリン体の合成を促進し、尿酸の排泄機能を低下させてしまいます。

肥満の原因になる砂糖を多く含む清涼飲料水の飲み過ぎや動物性食品の取り過ぎも、尿酸の増加につながっています。

尿酸は体内で作られるものが全体の8割を占めています。食品のプリン体を気にするよりも、まずは尿酸を必要以上に産生しないために適正体重にすることが重要です。

(3)腎臓の機能低下

 腎臓の機能が低下していると尿酸を正常に処理できなくなって、体内の尿酸が増えてしまいます。

これらの臓器の機能は年齢とともに低下していきますし、高血圧や糖尿病、肥満も腎臓に負担をかけるので気を付けたいですね。

水分補給をしっかりして、排尿を促してあげることも大切です。

(4)過度のアルコール摂取

 アルコール飲料を飲むと体内で分解される際に尿酸が作られます。

どのアルコール類でも代謝されるときに尿酸が作られ、尿酸の排泄を邪魔してしまいます。他のアルコール飲料よりプリン体の多いビールは飲んでいないから大丈夫!ではなく、アルコールを飲み過ぎないことが痛風の予防になります。

(5)プリン体を多く含む食品の摂取

 レバーや白子、あん肝、魚の干物はプリン体が多いので食べ過ぎないようにしましょう。

プリン体は水に溶けるので、肉や魚から取ったスープ(鶏がらスープなど)にも注意が必要です。ラーメンのスープは塩分、脂質はもちろん、プリン体も多く含まれていますので、やはり残すのが賢い選択ですね。

 魚卵はプリン体が多いイメージがありますが、イクラや筋子、数の子はプリン体が少なめ。内臓系がどうしても食べたいときは比較的プリン体が少ない砂肝がおすすめです。ナッツやチーズ、卵、豆腐、枝豆などをおつまみに選ぶとより健康的ですね!

(6)ストレス過多

 ストレスもまた腎臓の負担になり、尿酸を増やす要因の1つです。

飲酒量や食事を改善しても尿酸値が下がらないときは、ストレスを疑いましょう。責任感が強く、弱音を吐かないタイプの方は要注意です。

適度な運動や趣味など自分なりのストレス発散方法を見つけて、一息ついてリラックスしたりする時間を大切にしましょう。

 

 

まとめ

 いかがでしたか?

食生活の乱れが肥満や内臓への負担につながり、その行く末が痛風や痛風予備軍への道につながっています。

「尿酸値が高い」と言われたら、なぜ増えたのか理由を考え、できることから対策を始めてみませんか?

 

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