花粉症は鼻だけではない
花粉が飛び交うこの時期、鼻だけでなく目にも症状が出ている人も多いのではないでしょうか?
花粉症はアレルギー反応なので目だけでなく全身に症状が出る人もいます。
そこで今回は花粉症ででる目の症状について書いていきます。
目次
花粉症の時期は?
目に現れる花粉症の症状は?
間違った対処法と正しい対処法
まとめ
花粉症の時期は?
花粉症は春と秋だけと思っている人も多いようですが、実は年間通して花粉は飛んでいます。
有名なものだけでも、スギは2~4月、ヒノキは3~5月、イネは4~10月、ブタクサは8~10月といった感じ。(症状の強く出る期間がこの位です。)
今の時期だとスギが1番飛んでいますが、気温の高い日の昼前後に多く飛散するので出来ればその時間の外出は避けましょう。
雨上がりの天気が良い日も、風が吹いていれば飛散しているので注意が必要です。
目に現れる花粉症の症状は?
実は目は花粉症が現れやすい器官。
目を開けていれば常に外気に触れており、かつ角膜や結膜などの粘膜で覆われている為花粉が付着しやすく取れにくい為です。
花粉のタンパク質は涙に溶けやすく、涙によって目全体に広がります。
また結膜にはアレルギーに関わる免疫細胞や血管が多く存在する為、1度炎症が起こると目全体にかゆみや炎症が広がるのは避けられないのです。
間違った対処法と正しい対処法
目がかゆくなった時水道水で目を洗っていませんか?
もしやっていたら次からはやめましょう。塩素が入っているので刺激になって粘膜を傷つける恐れがあります。
目の周りに着いた花粉を落とすために目を閉じたまま洗う程度に留めましょう。
それでも目が洗いたかったらアイボンなどを使うことをお勧めします。
コンタクトをしている人は、外さなくても着けられるものか確かめてから使いましょう。
防腐剤の入っていない人工涙液などが良いです。
どうしても目を掻きたい位かゆい人は、冷たいタオルで目の周りを冷やすといくらか落ち着きます。
まとめ
ここまで読んだらなぜ花粉症で目がかゆくなるのか分かったと思います。
今回の記事はあくまでも家庭レベルでの対処法になりますので、違和感や痛みなどを感じた際はすぐに眼科を受診しましょう。
目に傷が付いていたり、粘膜が炎症を起こしている事もありますし、何かしらの眼病で視力が低下することもあります。
対処をしても1日2日で症状が楽にならない時も、素人判断はせず眼科へ行きましょう。
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