BMIはあてにならない
2022/10/12
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『林先生が驚く初耳学』で放送されたことで既に知っている人も多いかと思いますが、BMIという数値は健康の指標にはなりません。完全に無視して良いかというとそうではありませんが、健康の指標にはなりえません。
なぜなら計算式自体が単純で、筋肉量などを考慮していないからです。
例えば、筋骨隆々なマッチョ体型はBMIでは肥満と判定されますが、逆にガリガリで見るからに病的な見た目の人がやせ型と判定されるわけです。
あなたはどちらの体形が健康だと思いますか?
元々1,800年代の数学者が発明したもので、発明者本人が肥満度の算出には曖昧だと言っていた位なのであてにはなりません。
なぜここまで広まったかというと、1945年のアメリカで「メトロポリタン生命」という保険会社の社員が“「標準」に分類される人を「肥満」扱いすることができればより保険料を儲けられるのではないか”と考えたことでした。
人から聞いたことの事実確認をする人は少ないので、それがいかにも真実であるかの様に広まってしまったのです。
ですが今は誰でもスマホが使えればある程度の検索ができる時代なので、BMI22前後が必ずしも健康ではないと分かります。
では何を基準にしたら良いかというと、体脂肪率とFFMIです。
FFMIは聞いたことがないかもしれませんが、除脂肪指数(体重から脂肪を除いた体組織の重さ)という意味です。
この2つが正常範囲内なら健康的な肉体と言ってよいでしょう。
詳しく書いてあるサイトを載せておきます。参考にどうぞ