足首はなぜ外側に捻りやすいのか?

2023/04/07 ブログ
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皆さんの周りにも足首を捻挫した人は多くいると思いますが、足首の外側を痛めた人が多くないですか?

実は足首は構造上外側が痛みやすくなっており、その理由は大きく分けると2つあります。

1つ目はくるぶしの高さが内側と外側で違うからです。

人間の膝から下⁽下腿⁾は2本の骨で構成されており、内側の脛骨と外側の腓骨の末端が内踝、外踝と呼ばれています。内踝が外踝より少し高い位置にある為、体重が掛かると外側に重心が傾くのが1つ目の理由です。

2つ目は足首を支える靱帯の付き方が関係しています。

内側の靱帯は3本の靱帯が隣接して協力関係なのに対して、外側も3本の靱帯で支えているのですがそれぞれ独立している為支える力が弱い事が2つ目の理由です。

また、現代人は足の指をうまく使えない人も増えている為、親指側に力が入りにくい事も捻挫をしやすくしているようです。

以上の理由で足首は外側を痛めやすく出来ているので、普段から足首と足の指をよく動かし痛めない様に注意しましょう。